JCEP:Japan Clean Environment Promotion

JCEPの概要・活動目的

JCEPの概要 『官公庁・関係機関・関係企業と協力し環境クリーン化に貢献』

一般財団法人日本クリーン環境推進機構(JCEP)は、産官学各界と連携協力し、環境に係る様々な問題を解決するための事業活動を推進すると共に、環境に係る情報等の提供、調査・研究に基づく事業化の推進、技術協力・支援等を実施し、 もって持続可能なエネルギーベストミックスを追求することで、地球温暖化対策並びに地球環境のクリーン化に貢献するための事業活動を推進しております。

特に、我が国の大きな命題となっている東電福島第一原子力発電所の事故に伴う、その敷地内外における環境問題に対し、JCEPとして最大限の事業活動を展開しています。


JCEPの事業について

一般財団法人日本クリーン環境推進機構(JCEP)では、今年度(2016年度)の主たる事業活動として次の事業を推進して参ります。

地熱発電事業の推進

地球環境に優しく、世界的に豊富な我が国の地熱資源、とりわけ温泉資源を有効に 活用するバイナリー発電事業を地元のご理解、ご協力の下で推進いたします。地熱発電の持つ優位性、特にその中でも小規模バイナリー温泉発電が持つ利点に着目し、その実用化と普及を推進致します。

バイナリー発電とは、地下から取り出した蒸気や熱水で、水より沸点の低い液体(ペンタン、インブタンなどの有機物質など)を加熱、蒸発させ、その蒸気でタービンを回す方式。 加熱源系統と媒体系統の2つ(binary)の熱サイクルを利用して発電する仕組みで、水より沸点の低い液体を利用することで、高温の蒸気などを使う従来方式では利用できない中低温の蒸気や熱水を利用することが可能です。 バイナリー発電方式の利点としては、以下のことが考えられます。

  • 〇 中低温の熱水などは深堀しなくとも得られる可能性があり、その分開発期間が短くてすみ、環境負荷が小さい。
  • 〇 得られた熱水の多段階利用が可能で、温泉に適する温水は湯量に影響することなく利用できる。
  • 〇 発電規模は小さくなるが、その分発電設備の設置面積は小さくてすみ、建設費も小さくなる。

小形風力発電事業の推進

小形風力発電(20KW未満)は、FIT価格 55円/KWが奏功し、近年事業化検討が大幅に増えてきています。設置事例が増える一方で、過度な期待による事業化や、地元とのトラブルなどの事例も出てきています。JCEPでは、充分な検討に基づく適地選定と、適切な設置、管理を調査し、適切な小形風力発電事業の普及を推進しています。また、風力発電単体では、季節要因が大きいことから、太陽光発電と併設するハイブリッド発電所による通年の事業バランス安定化などを提案しております。

バイオマス発電事業の開発促進

環境のクリーン化に大きな貢献をするバイオガス発電事業や間伐材等利用のバイオマス発電事業を「地産地消地益」の考え方に基づき開発促進いたします。国内で実証事業を進めている事業者もおられますので、お互いの強みを発揮できる連携形態を検討し経済性・技術・地域性など総合的に高い成立性を持ったバイオマス発電事業を形成致します。

福島の環境回復及び復興支援事業活動の更なる展開

  • (1) 福島第一原子力発電所廃炉に向けた技術的課題への挑戦

2014年度は、経産省公募事業「燃料デブリ取り出し代替工法の概念検討と要素技術の実現可能性検討」に採択され、中間報告、最終報告とも評価委員からは高い評価を受けることができました。 JCEPには15名の技術・研究者が在席しており、総力を挙げて廃炉に向けた課題にチャレンジし、福島の廃炉等へ確実な貢献を継続して参ります。

  • (2) 環境回復に係る課題への取組み

除染作業の進展に伴い福島の環境回復は大きく進展を見せていますが、大きな課題も残されており、特に帰還困難区域の本格除染や森林除染、ダム・ため池などの水がめ環境の整備などは、住民の帰還という問題と密接にリンクする課題であり、迅速な対応が求められることから、関係団体とも一緒になって具体案を示して参りたいと考えております。

  • (3) 復興に向けてー地熱バイナリー発電及びバイオマス発電の本格導入を支援

福島県は、将来の電力源を100%再生可能エネルギーで達成することを目標としています。福島県知事も再三福島での再生可能エネルギー支援の強化を要請され、先月5日福島を訪問した安倍総理は「福島新エネ社会構想実現会議」の設置と併せて、福島県を水素エネルギーの一大生産地とする考えを表明されています。 こういった動向、すなわち再生可能エネによる水素エネルギーの生産とスマートコミュニティの導入と言った動きをしっかりと見定めながら、我々は自ら経験を積んできた地熱バイナリー発電及びバイオマス発電の本格導入に向け、積極的に協力支援して参りたいと考えています。

環境回復と復興支援に向けた講演会の開催

これまでに、福島の環境回復・復興及び、エネルギーベストミックスなどをテーマとし、既に9 回を数える講演会を開催して参りました。福島の現状と今後の展望を正しく認識していただく上で重要なテーマを選び開催して参ります。 講演会を通じて皆様に貴重な情報を提供していけるよう、心がけて参ります。

JCEPの概要

名 称 一般財団法人 日本クリーン環境推進機構 (JCEP:Japan Clean Environment Promotion Organization)
設 立 2013年2月
評議員 鈴木 壮治
菅野 庄一
吉浜 健二
会 長 愛知 和男
理事長 石村 毅
理 事 菊池 三郎
本田 浩次
鈴木 和幸
表  文彦
西岡 正城